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しじみのアミノ酸スコア

皆さんは、日々の食事を考える時に「アミノ酸スコア」を意識したことはあるでしょうか?
この点数を意識した食事を心がければ、質の良いたんぱく質を効率よく身体に供給することができます。

そこで、アミノ酸スコアの高い食材を選ぶなら、貝類の中でも抜群の点数を誇るしじみがおすすめです。

アミノ酸スコアについて

食品のアミノ酸スコアとは、どのようなものなのでしょうか?

アミノ酸スコアとは?

アミノ酸スコアとは、食品の窒素1g中に含まれる必須アミノ酸9種類の量を基準値と照らし合わせ、100点満点で点数をつけて評価したものです。

必須アミノ酸9種類とは?

必須アミノ酸とは、体内で合成することができないために食事から摂取することが必要なアミノ酸のことで、9種類あります。

・トリプトファン
・リシン
・メチオニン
・フェニルアラニン
・トレオニン
・バリン
・ロイシン
・イソロイシン
・ヒスチジン

アミノ酸スコアの意義

食品に対して、なぜこのような評価の仕方をするのでしょうか?
それは、たんぱく質の必要性にあります。

たんぱく質は、私たちの体を構成する最も大きな要素です。
そのため、たんぱく質が豊富な食品を摂ることは、健康を維持する上で大変重要なことです。
しかし、ただやみくもにたんぱく質を摂ればよいというのではありません。
そのたんぱく質を構成する、アミノ酸の含有量とそれぞれのバランスが大切です。

アミノ酸スコアは、点数が高ければ高いほど、その食品に良質なたんぱく質が含まれているということを表しているのです。

しじみのアミノ酸スコア

アミノ酸スコア100点満点の食品には、牛、豚、鶏などの肉類、鶏卵、大豆などがあります。
また、アジ、マグロなどの魚類もほとんどが100点なのに対し、貝類のスコアは68~95点と、100点に満たないものがほとんどです。

その中でしじみのアミノ酸スコアは、貝類としては異例の100点満点を叩き出しています。
同じく栄養豊富といわれるかきで77点、あさりで81点ですから、しじみが貝類の中でいかに理想的なたんぱく質を含んでいるかが分かります。

アミノ酸スコア100のしじみは身体にどう良いの?

アミノ酸スコアは、高ければ高いほど体内でのたんぱく質の利用効率が良くなると考えられています。
そのため、100点満点のしじみのたんぱく質は有効に利用され、以下のような効果をもたらします。

疲労回復、筋力増強

しじみにバランスよく含まれるバリン、ロイシン、イソロイシン(BCAA)は、筋肉組織の主成分のひとつです。
筋力の増強に有効なアミノ酸で、肝臓の機能を高めることでエネルギーを生み出し、疲労の回復を促進します。

免疫力の調節

リジンは、細胞やウイルスなどの侵入を防ぐ抗体の材料となって、感染症を予防したり、免疫力を高めます。

一方、メチオニンには過剰反応する免疫の働きを調節して、アレルギー症状の原因物質であるヒスタミンの分泌を抑え、アレルギー症状を改善させる効果があります。

肝機能アップ

肝臓の機能を担う肝細胞は、アルコールの分解などで容易に傷ついてしまいます。
BCAA、リジンなどの必須アミノ酸には、そうして傷ついた肝細胞を修復し、肝臓の機能を高める効果があります。
また、スレオニンには肝臓に脂肪が蓄積されるのを防ぐ、脂肪肝の予防作用があります。

しじみが肝臓に良いとして有名なのは、そのような働きを持つ複数の必須アミノ酸が豊富だからです。

アミノ酸スコア100のしじみを活用しよう!

小さなしじみのたんぱく質には、肉や卵と肩を並べるほどの、豊富な必須アミノ酸が詰まっています。
アミノ酸スコア100のしじみを食べて、毎日の健康維持に役立てましょう。

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